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親世帯のメリット4:資産計画が立てやすい

住宅を建てるとなると、そこには建築費の他に様々な税金がかかります。また、住宅や土地は資産となりますので、将来的には相続税の問題というのも持ち上がります。実はこうした税金の面で、二世帯住宅はとても有利だということをご存知でしょうか。

何かと経済的な二世帯同居

二世帯住宅のメリットには、同居する二世帯にとって経済的であるということが挙げられています。住宅を建てる際の費用や生活費などを二世帯で分けることができるのも、経済的なメリットではありますが、その他にも見逃せないのが税金面で有利になるという点です。特に親世帯にとって将来的に気になるのが、相続についての問題かと思います。二世帯住宅の場合では親子同居となりますので、小規模宅地等の特例が適用されますので、相続の時の相続税が減額され、相続した後も住み続けやすくなるというメリットがあるのです。また、建設時にかかる税金についても二世帯住宅ならではの優遇措置があり、一つの大きな家よりも有利になる場合があるのも、二世帯住宅のメリットに経済的であることが挙げられる理由になっています。

二世帯住宅の資産計画の注意点

相続税において有利になる二世帯住宅ではありますが、実はデメリットもあります。それが、同居する子世帯の他にも兄弟姉妹がいた場合です。原則として親が他界した時に、その資産は遺産としてその子どもたちに分割されます。しかし親の資産が二世帯住宅だけだった場合、そのままだと別居している兄弟姉妹には、遺産の分割ができない状況となってしまうのです。後々の遺産トラブルを回避するためにも、二世帯住宅を建てる時は、まず将来の遺産分割について別居している兄弟姉妹も含め家族全員で話し合い、家族間で了解を得られる資産計画をしっかりと立て、遺言などの文書に残しておくようにしましょう。

生活費を効率化できる完全同居型(共有型)二世帯住宅事例

息子に住み継ぐかっこよさにこだわった二世帯住宅

セキスイハイムの二世帯住宅
引用元HP:セキスイハイム公式HP
(https://www.sekisuiheim.com/case/c073/index.html)

将来息子さんに住み継ぐことを考えた、完全同居型の二世帯住宅です。大容量の太陽光発電システムやビルトイン式の全室空調システムを採用したことで、光熱費を軽減し生活費の効率化が図られた設計となっています。

家族構成 お母さま・ご主人・子ども2人
延床面積 201.62㎡
敷地面積 記載がありませんでした。

玄関、水回り、LDKが共有となっています。1階にお母様のスペース、2階にご主人と息子さん方のスペースを配していますが、将来的に家族のカタチが変わった時には、それに合わせられるような間取りになっています。

間取り参照元HP:セキスイハイム公式HP
(https://www.sekisuiheim.com/case/c073/index.html)

まとめ

二世帯住宅の場合では小規模宅地等の特例が適用されますので、相続の時の相続税が減額される等の優遇メリットがあります。しかし、遺産トラブルに発展するリスクも。将来の遺産分割について家族全員で話し合い、遺言などの文書に残しておくようにしましょう。

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